無抵抗のデモ隊に兵士が暴行する映像公開
タイで日本人カメラマンら24人が死亡した治安部隊と反政府グループとの衝突で、兵士が無抵抗のデモ隊に対して激しい暴行を加える映像がインターネット上に公開された。
映像は、今月10日にバンコク中心部で起きた衝突を建物の内部から撮影したとみられる。うずくまって無抵抗の姿勢となったデモ隊の一人に対し、5~6人の兵士が警棒で殴ったり足でけったりするなど激しい暴行を加えているように見える。
タイの軍当局は14日、海外のテレビ局の映像などから、実弾を使っての水平射撃を認めている。暴行の映像が公開されたことで、国民の間で政府への批判が高まる可能性もある。