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国際
2010年4月18日 9:50

長引く空港閉鎖、欧州経済への影響深刻

 アイスランドの火山噴火に伴い、ヨーロッパでは空の混乱が続いている。空港の閉鎖が長引くにつれて、旅行客だけでなく、物流面でも徐々に影響が出始めており、経済への影響は深刻。

 フランス・パリのシャルル・ドゴール空港では、日本時間19日午後まで空港の閉鎖が延長されることが決まった。物流を担うハブ空港としての機能はマヒしたままで、普段はトラックが行き交うコンテナヤードもひっそりとしている。

 国際運送協会によると、航空業界全体の損失は、一日あたり2億ドル(約184億円)に上るといわれ、ただでさえ経営が厳しい航空業界には大きな打撃となる。

 アイスランドから流れ込む火山灰は東ヨーロッパにまで広がっている。影響を受けている国は20か国以上に上り、ヨーロッパを離着陸する便の約8割が欠航となっている。

 ヨーロッパはここ数日、晴天で雨・風がなく、「この天候が火山灰を停滞させている」と指摘する専門家もいる。空港の機能がいつ回復するのか、見通しは全く立っていないのが現状。