中国・青海省の地震　死者１４００人超

　中国・青海省で１４日に発生した強い地震による死者は、１４００人を超えている。

　国営・新華社によると、青海省玉樹チベット族自治州で発生した地震の死者は、これまでに１４８４人に上り、１万２０００人以上がケガをしたという。また、依然として３００人以上が行方不明になっている。

　ブラジルを訪問していた胡錦濤国家主席は１７日、日程を繰り上げて緊急帰国し、全力で人命救助に尽くすよう指示した。

　被災地では、軍や武装警察など約１万２０００人が被災者の救援や救助活動を続けているが、山岳地帯での救助に高山病を訴える隊員が相次ぎ、救助は難航している。