仏・パリのシャルル・ドゴール空港運航再開

アイスランドの火山噴火による火山灰の影響で閉鎖されていたフランス・パリのシャルル・ドゴール空港は、20日午前8時に再開された。
出発ロビーには、運航再開という情報を聞いて多くの人が詰めかけている。チケットカウンターには、予約の変更や新たに航空券を買い求める人たちの長い行列ができている。シャルル・ドゴール空港で20日に運航される便は、ヨーロッパ圏以外の遠方便を中心に普段の約2割となっていて、すでに再開後の第1便となるアメリカ・ニューヨーク行きは飛び立った。また、日本への直行便も予定されていて、現地で足止めされている日本人の観光客やビジネスマンの姿も見られた。
しかし、火山灰の状況によっては再び空港が閉鎖される可能性もある。出発便や到着便の数は徐々に増えていく見通しだが、本格的な運航再開までにはまだ時間がかかりそうだ。