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国際
2010年4月29日 9:04

ダウ平均株価、50ドル以上反発

 28日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、事実上のゼロ金利政策を続ける方針が発表されたことを受けて、ダウ平均株価は反発し、50ドル以上値を上げて取引を終えた。

 アメリカの大手格付け会社は28日、ギリシャ、ポルトガルに続いて、スペインの長期信用格付けを1段階引き下げた。この信用格付けは、国債などの債券を買おうとする投資家に対し、元本や利息の支払いが契約通りに行われないリスクを記号で表したもので、同じユーロ圏で度重なった格下げで、ニューヨーク株式市場は売りの圧力が強まった。

 一方、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は、2日間開かれた委員会の中で、政策金利を引き続き、事実上のゼロ金利にすることを決めた。声明では「労働市場は改善を始めつつある」との認識を示している。

 こうしたことから、ダウ平均株価は前日比53ドル28セント高い1万1045ドル27セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は0.26ポイント高い2471.73で取引を終えた。

 スペインの格付けの引き下げは、ニューヨーク商品取引所の金塊先物相場にも影響を与えている。28日はリスク回避の動きを追い風に、1オンス=1171ドル80セントと約5か月ぶりの高水準となった。