イラン外相、国連大使ら招き夕食会

　核兵器の開発疑惑を持たれているイランのモッタキ外相は６日、アメリカ・ニューヨークで国連安全保障理事会の１５か国の大使らを招き、夕食会を開いた。

　この中でイラン側は「原子力の平和利用の権利がある」と主張、「できるだけ外交的な解決を図りたい」と述べ、理解を求めた。これに対して各国からは「国際社会の懸念解消に向けたイラン側の努力に期待する」という意見が出されたという。

　イラン側には、安保理各国に直接訴えることで制裁を回避したいという思惑があるとみられる。