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国際
2010年5月8日 9:52

英・保守党、自民党と連立に向けて協議開始

 イギリスの総選挙は6日に投開票が行われ、最大野党・保守党が与党を下して第一党となったものの、単独過半数には届かなかった。キャメロン党首は、すでに第二野党・自由民主党のクレッグ党首と連立に向けた協議を始めているが、「次の政府」がどうなるのか定まらず、伝統を揺るがす歴史的な結果に流動的な状況が続いている。

 保守党が獲得したのは306議席で、過半数には20議席足りなかった。キャメロン党首は「我々は(第三党の)自由民主党に対して、包括的でオープンな提案を行いたい。この国の緊急課題に対処するため、共に仕事をしたいのです」と述べ、すでに第二野党の自由民主党・クレッグ党首と連立に向けた協議を始めている。その一方で、少数与党で政権を担う可能性にも含みを残していて、13年ぶりの政権奪還を実現させたい考え。

 現職のブラウン首相率いる労働党も、自由民主党に連立を呼びかけているものの、大きく議席を減らした選挙結果から、政権を持続させることは国民から批判が高まる可能性も高い。次の政権がどうなるかは流動的ながらも、保守党を中心に調整が進みそうだ。