斎木局長と米高官、6か国協議再開など協議
外務省・斎木アジア大洋州局長はアメリカ・ワシントンを訪れ、北朝鮮の核問題を話し合う6か国協議の再開などについて、6日と7日の両日、北朝鮮問題担当のボズワース特別代表らと会談した。
会談では、6か国協議の進め方のほか、北朝鮮・金正日総書記の中国訪問についても意見交換したという。
また、北朝鮮の関与を疑う声が韓国内で高まっている韓国海軍の哨戒艦沈没についても協議し、調査結果を踏まえ、連携して対応することで一致したという。また、外務省幹部は、予断を持つべきではないとした上で「北東アジアの状況は、場合によっては相当難しい局面に入ると思う」と指摘した。この問題については、岡田外相も、原因が明らかになるまでは6か国協議再開は困難との認識を示している。