リビア旅客機墜落事故 唯一の生存者は少年
リビアで旅客機が墜落した事故で、乗客・乗員104人のうち唯一、生存が確認されたオランダ人とみられる少年の映像を、地元テレビ局が放送した。
この事故は、リビア・トリポリで12日、南アフリカ発の「アフリキヤ航空」の旅客機が着陸に失敗して墜落し、乗客・乗員104人のうち103人が死亡したもの。
この事故で唯一、生存が確認されている少年が病院で治療を受けている映像を、リビアのテレビ局が放送した。少年は酸素マスクをつけ、意識はもうろうとしているが、病院によると、両足を数か所骨折したものの、命に別条はないという。パスポートなどから、少年は9歳のオランダ人とみられ、少年は医者に対し、「オランダ、オランダ」とつぶやいているという。