アフガンで自爆テロ　ＮＡＴＯ部隊狙ったか

　アフガニスタンで１８日、車を使った自爆テロがあり、ロイター通信によると、市民１２人が死亡した。北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）の部隊を狙ったものとみられており、兵士５人が死亡したとの情報も出ている。

　テロがあったのはアフガニスタンの首都・カブールの西部で、１８日、ＮＡＴＯの部隊の車列が通過していた際、爆発物を積んだ車に乗った自爆テロ犯が攻撃したという。このテロで、ロイター通信によると、少なくともアフガニスタン人１２人が死亡したほか、４７人がケガをした。また、駐留部隊の兵士５人が死亡したとの情報も出ている。

　アフガニスタンでは今月に入り、反政府勢力・タリバンが、政府とアフガニスタンに駐留している外国部隊への攻撃を予告していた。

　１６人が死亡した今年２月のテロを受けて治安強化に乗り出していたアフガニスタン当局にとっては、痛手となるテロとなった。