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国際
2010年5月20日 11:56

放火や略奪…混乱続き、死傷者も タイ

 繁華街を占拠していたデモ隊への強制排除が行われたタイの首都・バンコクでは、一部が暴徒化して放火を繰り返すなど依然として混乱が続いている。

 18年ぶりに夜間外出禁止令が発令されたバンコクでは、一夜明けた20日朝も、中心部の数か所で煙が上がっている。「バンコク伊勢丹」が入る東南アジア最大級の商業施設「セントラルワールド」では、20日朝も建物の一部が燃え続けた。銀行やショッピングセンターへの放火は20日未明まで続き、30か所以上に及んでいる。また、一部で略奪も起きている。

 タイの医療当局によると、強制排除が始まった19日からの死者は7人、ケガ人は80人以上に達した。タクシン元首相の支持基盤となっているチェンマイなど北部で県庁舎がデモ隊に放火されるなど、混乱は地方にも飛び火しており、収束する見通しは立っていない。