NY市場、今年最大の下げ幅を記録
20日のアメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、今年最大の下げ幅を記録した。
長引くヨーロッパの財政危機を背景に、再び株が売られたとみられる。また、20日はアメリカ上院で金融規制改革法案が採択されることが決まったが、こうした金融規制の流れが広まるのではといった心配も株価を下げる要因となった。
こうしたことから、ダウ平均株価は前日比376ドル36セント安い1万68ドル01セントで取引を終え、今年最大の下げ幅を記録した。また、株が下がったことを受けて、市場ではリスクが低いとされる円を買う動きが加速し、一時、円相場は1ドル=88円台をつけた。