事故から1か月、原油流出続く メキシコ湾
アメリカのメキシコ湾で起きた石油掘削施設の爆発事故から1か月以上がたつが、原油の流出は現在も続いており、被害は拡大している。
先月20日に爆発事故が起きた現場では、これまでも様々な方法で原油の流出をくい止めようとしてきたが、いずれも機能しなかった。流出が止まらずに被害が拡大する中、施設を持つイギリスの石油大手「BP」は26日、海底の装置に泥やセメントを流し込んで流出をくい止める作業を始めた。BPによると、深海での作業は初めてで、この方法に大きな期待が寄せられている。
28日には、オバマ大統領が事故後2回目となる現地視察を行う予定。