暴風雨で洪水や土砂崩れ、96人死亡~中米
先週末から暴風雨に見舞われている中米では、洪水や土砂崩れで96人が死亡している。
中米のグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスで先週末、熱帯低気圧による暴風雨が通過した。各地で洪水や土砂崩れなどが発生し、ロイター通信によると、少なくとも96人が死亡した。最も被害の大きいグアテマラでは、27日に首都近郊の火山が噴火しており、堆積(たいせき)した火山灰により水はけが悪くなったことで、被害が拡大する可能性があるという。
行方不明者の捜索が続いており、さらなる土砂崩れの危険も高まっていることから、3国の政府は非常事態宣言を出して警戒している。