謝罪がなければ外交関係を断絶~トルコ外相
トルコ人ら9人が死亡した、イスラエル軍によるパレスチナ支援船だ捕事件で、トルコ・ダウトオール外相は5日、イスラエルからの謝罪などがなければ、「外交関係を断絶する」と警告した。
この事件は、今年5月にパレスチナ自治区ガザに支援物資を運んでいた船がイスラエル軍の襲撃を受け、トルコ人の支援者ら9人が死亡したもの。
ダウトオール外相はトルコ紙のインタビューの中で、事件について、イスラエル政府の謝罪や国際機関による調査の受け入れがなければ、「外交関係を断絶する」と述べた。
イスラエル政府はこれまで、調査の受け入れや謝罪は拒否しており、両国関係は一層緊張が深まりそうだ。