自爆テロで32人死亡、巡礼者狙ったか
イラク・バグダッドで7日、巡礼者を狙ったとみられる自爆テロがあり、32人が死亡した。
バグダッドには7日、イスラム教シーア派の宗教行事のため、多くの巡礼者が集まっていた。犯人は数十万人の巡礼者で混雑する中で爆弾を爆発させ、AP通信によると、少なくとも32人が死亡した。
治安当局は巡礼者を狙ったテロを警戒し、約20万人を動員して警備にあたっていたが、このほかにも巡礼者を狙って道路脇に爆弾が仕掛けられるなど、テロが相次ぎ、計50人以上が犠牲になったという。