哨戒艦沈没 国連は北朝鮮を名指し非難せず
国連安全保障理事会は、韓国の哨戒艦沈没事件について、8日までに議長声明案をまとめた。沈没は「攻撃」によるものとしたものの、「北朝鮮による攻撃」という直接的な表現は避けている。
声明案では、韓国の哨戒鑑が攻撃により沈没したとして、この攻撃を強く非難している。しかし、北朝鮮の関与については、「合同調査団が北朝鮮の責任と断定したことを考慮し、深い懸念を示す」などと、直接の名指しは避けた形。
一方、北朝鮮・申善虎国連大使はコメントを避けた。
安保理の声明案は9日に採択される見通し。