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NY株式市場、100ドル以上値を下げる

2010年7月22日 8:21

 21日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、100ドル以上値を下げて取引を終えた。

 21日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が景気の先行きに慎重な見方を示したため、一気に株が売られる展開となった。ダウ平均株価は、前日比109ドル43セント安い1万0120ドル53セントと3営業日ぶりに反落して取引を終えた。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数も前日比35.16ポイント安の2187.33だった。

 FRBのバーナンキ議長は21日午後、上院の銀行委員会で景気の先行きに関して「非常に不透明だ」と述べ、慎重な見方を示した。また、アメリカの雇用情勢についても回復のペースが不十分と懸念を表明した。この議会証言を受けて、市場では、景気の先行きに対する不安が広がり、株が売られた。一方、好決算を発表した金融大手「モルガン・スタンレー」「コカ・コーラ」「アップル」などの銘柄は値を上げた。