パンダ中毒死、隣接施設の所有者逮捕 中国
中国・山東省の動物園で、パンダが有毒ガスを吸って死に、警察は26日、近くで消毒作業をしていた男を逮捕した。
山東省の動物園で22日、園内に大量の煙が発生し、パンダの厩舎(きゅうしゃ)に充満し、雌のパンダ1頭が死んだ。中国国営・新華社によると、警察は26日、隣接するキノコ養殖場の消毒作業で発生した有毒ガスが原因だとして、キノコ養殖場を所有する48歳の男を重大責任事故の疑いで逮捕した。
このパンダは赤ちゃん7匹を産んだことから「英雄ママ」として地元住民から親しまれていた。