NYダウ 5営業日ぶりに下落
28日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は5営業日ぶりに下落して取引を終えた。
28日はアメリカ商務省が6月の耐久財受注額を発表し、前月より減少した。これは製造業の景気動向を反映するとされているもので、予想に反して減少したため、市場では売り注文が先行した。さらに、FRB(=連邦準備制度理事会)が発表した地区連銀の景況報告で景気回復が鈍っていることが示されたほか、利益確定の売りが出たことで、株価は下落した。
ダウ平均株価の終値は、前日比39ドル81セント安い1万497ドル88セントで、5営業日ぶりに下落した。
また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比23.69ポイント安い2264.56で取引を終えた。