ロシア、猛暑で森林火災拡大 25人死亡
記録的な猛暑に見舞われているロシア中部、西部の各地で森林火災が広がり、7月30日までに少なくとも25人が死亡した。
モスクワ周辺や中部・ポロネジ州で連日の猛暑により相次いでいる森林火災は、7月29日から7月30日にかけて、炎が風にあおられて居住地区に広がった。この火災で住民や消防士少なくとも25人が死亡、住宅1000軒以上が焼失し、約2000人が焼け出された。
プーチン首相は7月30日、被災地を訪れ、消火活動の指揮を執るとともに被災者支援を約束した。
ロシアでは、7月29日にモスクワで過去最高の気温38.2℃に達するなど記録的猛暑が続いている。