洪水で孤立の日本人8人救助 パキスタン
洪水で1000人を超える死者が出ているパキスタンで2日、滞在先から移動できなくなった日本人観光客8人が軍のヘリコプターで救助された。
パキスタン北西部のアフガニスタンに近い地域は、濁流によって街の道路や橋が壊れるなど壊滅的な被害を受け、住民2万7000人が孤立したままになっている。こうした中、被災地周辺の山岳地帯をトレッキングのために訪れていた日本人観光客8人が、洪水の影響でホテルから動けなくなり、パキスタン軍のヘリコプターで救助された。
日本の外務省によると、8人にケガはなく、首都・イスラマバードに移動した。