軍施設を狙い自爆テロ、60人死亡 イラク
イラクの首都・バグダッドで17日、軍の施設を狙った自爆テロがあり、60人が死亡した。
自爆テロがあったのはバグダッド中心部にあるイラク陸軍の施設の近くで、17日朝、新兵の募集に集まった人々の列に紛れ込んでいた男が、隠し持っていた爆弾を爆発させたという。AP通信によると、この爆発で60人が死亡、125人がケガをした。今のところ、犯行声明などは出ていない。
駐留アメリカ軍の戦闘部隊撤退が今月末に迫る中、イラク軍は急ピッチで兵力の増強を図っているが、治安悪化への懸念が一層強まりそうだ。