イラン、初の国産小型無人爆撃機を公開
イラン政府は22日、首都・テヘランで、国産としては初の小型無人爆撃機を公開した。
ペルシャ語で「攻撃」を意味する「カラール」と名付けられた小型無人爆撃機は、全長約4メートル、飛行距離は1000キロで、巡航ミサイル4基を搭載できる。
完成式典に出席したアハマディネジャド大統領は、この無人爆撃機を「死の大使」と呼び、「敵がイランを攻撃する意思を失うレベルまで自国の防衛力を発展させる」と述べた。また、「15年以内にイラン人宇宙飛行士を宇宙に送り出す」と発表するなど、宇宙開発にも意欲を見せている。
核開発疑惑で欧米諸国からの警戒が強まる中、イランではこのところ、独自の技術力をアピールする動きが目立っている。