イラク駐留米軍の戦闘任務終了
アメリカ軍のイラクでの戦闘任務が終了し、アメリカ兵の犠牲者は約4400人に上った。アメリカ・オバマ大統領は先月31日、イラクからの帰還兵を前に演説を行った。
オバマ大統領は先月31日の演説で「我々のイラクでの任務が終わったわけではない。戦闘任務は終わったが、やるべき仕事はたくさん残っている」と述べ、7年半に及んだ戦闘任務は終了したが、イラクの安定に向けてアメリカの任務は残っていると強調した。
現在、イラクには移行部隊約5万人が駐留し、現地の治安部隊の訓練などを行っている。しかし、戦闘部隊の撤退以降、自爆テロが相次ぎ、「撤退は早すぎたのではないか」などと批判も出ている。
オバマ大統領はさらに、ホワイトハウスの執務室で国民向けの演説を行う予定。