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国際
2010年9月11日 13:24

米大統領、中間選挙にらみ景気対策アピール

 アメリカ・オバマ大統領は10日、会見し、景気回復に取り組む姿勢をアピールした。中間選挙をにらんで野党・共和党との経済政策の違いを強調した形。

 オバマ大統領は、今月に入って道路や鉄道への投資や企業の設備投資への減税措置など追加の景気対策を相次いで発表、対策の総額は、最終的に30兆円に上った。オバマ大統領は会見で、「中間選挙まで私が訴えていきたいのは、我々の経済政策がアメリカを正しい方向に導いているということだ」と述べ、今回の対策について国民の理解を求めた。また、「共和党は、中間所得者層への減税よりも、富裕層への減税を優先しようとする」と述べ、前ブッシュ政権の経済政策がアメリカ経済を弱体化させたと批判した上で、共和党との政策の違いをアピールした。

 オバマ大統領は5日間で3回も経済政策で国民に語りかけるなど、経済・雇用問題に取り組む強い意気込みを示した。しかし、オバマ政権の経済政策への支持は広がりを見せておらず、追加景気対策についても「規模が小さく不十分だ」と冷ややかな指摘も出ている。

 今回の対策で経済問題で渦巻く国民の不満を一掃するのは難しいとみられており、中間選挙を控えたオバマ大統領は早くも厳しい立場に追い込まれている。