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日本人ツアー客にバス突っ込む 2人重体

2010年9月15日 17:47

 ドイツ南部の観光地で14日、日本人ツアーの列に小型バスが突っ込む事故があり、ツアー客1人と添乗員が重体となっている。

 事故があったのは、ドイツ南部・バイエルン州ホーエンシュバンガウ村にあるノイシュバンシュタイン城。14日午後4時ごろ(日本時間14日午後11時ごろ)、「日本旅行」が主催するツアーでノイシュバンシュタイン城を観光していた日本人22人と添乗員1人に、現地の小型バスが突っ込んだという。

 この事故で、兵庫県の女性(50)と広島県の女性(45)、大阪府の添乗員の男性(57)が肋骨(ろっこつ)を折るなどし、ほか2人のツアー客も軽傷を負った。また、現地の警察は、ケガをした5人のうち、添乗員の男性と兵庫県の女性は内臓にも深刻なダメージを受けて重体だとしている。

 警察は15日にも、バスを運転していた男性(68)から事故当時の詳しい状況を聴くことにしている。

 このツアーは関西国際空港を12日に出発し、ドイツのロマンチック街道などをめぐる人気のコースだった。