北朝鮮に拘束された米国人「拷問を受けた」
去年12月に北朝鮮に不法入国し、約40日にわたって拘束された韓国系アメリカ人が、韓国のテレビ局のインタビューに応じ、「北朝鮮で拷問を受けた」と証言した。
この男性は韓国系アメリカ人の人権活動家、ロバート・パク氏。北朝鮮は「パク氏が過ちを認め、後悔したため釈放する」と発表したが、韓国・KBSテレビのインタビューに応じたパク氏は「北朝鮮によるねつ造だ」と主張した。
さらに、「北朝鮮で体験したことの後遺症で、私は個人的な意欲をすべてなくしました。結婚もできず、あらゆる恋愛関係を結ぶこともできないでしょう」と述べ、拘束中に北朝鮮当局から性的なものを含む拷問を受けたと証言した。
また、パク氏は北朝鮮・金正日政権の崩壊に向けて活動すると話したという。