地下鉄狙ったテロ計画発覚、男を逮捕 米国
アメリカの首都・ワシントンを走る地下鉄を狙ったテロの計画が発覚し、パキスタン系アメリカ人のファルーク・アハメド容疑者(34)が27日に逮捕された。
アメリカ司法省によると、アハメド容疑者は、地下鉄の駅構内を撮影した写真や映像を国際テロ組織「アルカイダ」のメンバーとみられる人物に渡していた。また、駅の警備や混雑状況を調べ、爆発物を仕掛ける場所や時間帯を提案していたという。アハメド容疑者は、ワシントン郊外の駅など複数の駅を標的にした爆破計画に加わっていた。
アメリカ政府は「今回のテロ計画については早い段階から把握しており、市民が危険にさらされることはなかった」とコメントしている。