武装グループが銃乱射15人死亡 メキシコ
メキシコ西部で27日、洗車場で武装グループが銃を乱射し、従業員ら15人が死亡した。
3台の車に乗った武装グループが27日、メキシコ西部のテピク市にある洗車場を襲い、銃を乱射した。地元当局によると、この襲撃で従業員ら15人が死亡、3人がケガをした。メキシコでは、22日にもチワワ州で誕生パーティーの会場が襲われ、10歳代の少年ら14人が殺害されたほか、別の地域でも麻薬リハビリセンターが襲われて13人が死亡するなど、麻薬密売をめぐる抗争とみられる事態が相次いでいる。
27日の治安担当者会議に出席したカルデロン大統領は「罪のない若者らが犠牲になり、大変遺憾だ」と述べ、出席者全員で1分間の黙とうをささげた。