大使の一時帰国は日本の事情~ロシア外相
ロシア・メドベージェフ大統領が北方領土を訪問したことを受け、日本政府が河野駐ロ大使の一時帰国を決めたことについて、ロシア・ラブロフ外相は2日、「日本の国内事情だ」として、問題とはみなさない姿勢を示した。
また、インターファクス通信によると、ラブロフ外相は「メドベージェフ大統領が今後、北方領土の歯舞群島と色丹島を訪問する計画がある」と語った。この2島をめぐっては、ロシア自身も平和条約締結後、日本に返還すると認めている。
一方で、メドベージェフ大統領は、横浜市で来週に開かれるAPEC(=アジア太平洋経済協力会議)には予定通り出席するという。