GM、再上場計画発表 1兆円超調達目指す
アメリカの自動車大手「ゼネラル・モーターズ(GM)」は3日、総額130億ドル(約1兆500億円)の資金調達を目指す再上場計画を発表した。
この計画では、GMへの出資比率が6割を超えているアメリカ政府などの主要株主が、普通株3億6500万株を売却する。さらに、優先株6000万株を発行し、総額1兆500億円の資金調達を目指す。上場の時期については明らかにしていないが、アメリカのメディアは、18日にもニューヨーク証券取引所などに上場すると伝えている。
オバマ政権にとっては、普通株の売却で政府の出資比率が下がり、救済した際の公的資金を回収できる絶好の機会といえる。