火山噴火の影響 日航のジャカルタ便も欠航
インドネシア・ジャワ島のムラピ火山の噴火はこれまでに死者130人以上を出すなど依然活発で、日本を含む航空便にも影響を及ぼしている。
先月26日から噴火が続いているムラピ火山では、5日未明に最大規模の火砕流が発生し、AP通信によると、これまでに少なくとも138人が死亡、20万人以上の住民が避難している。
一方、ふき上げられた火山灰は空の便にも影響を与えており、6日は成田空港を飛び立ったジャカルタ行きの「日本航空」機が引き返したほか、「シンガポール航空」や「マレーシア航空」など計16社の46便が運航を取りやめた。日本航空では、7日も230人が乗る予定だった成田空港発のジャカルタ便をキャンセルするなど、往復とも欠航を決めている。