×

日テレNEWS NNN|日本テレビ系NNN30局のニュースサイト

ダウ平均株価、一時1万1000ドル割れ

2010年11月17日 10:53

 16日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は一時200ドル以上下落し、1万1000ドルを下回った。終値は前日比178ドル47セント安い1万1023ドル50セント。

 16日は、原油などの商品先物相場が下落したのを受けて、エネルギー株や素材関連株が売られた。さらに、中国がインフレの懸念から利上げに踏み切るとの警戒感が高まったほか、アイルランドの財政不安を受け、アジアとヨーロッパの株式市場が落ち込んだことが相場を押し下げた。このため、ダウ平均株価は大きく下落し、一時1万1000ドルを下回った。その後はやや買い戻され、終値は前日比178ドル47セント安い1万1023ドル50セントだった。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比43.98ポイント安い2469.98で、4営業日連続で下落している。

 ニューヨーク外国為替市場の円相場は、1ドル=83円台前半で推移した。