コレラによる死者1000人超に ハイチ
今年1月に大地震に見舞われたハイチで、コレラによる死者が1000人を超えた。
ハイチ政府の発表によると、コレラによる死者の数は14日現在で1034人に達した。また、ハイチ全土での入院患者の数は約1万6800人に上るという。
現地では、コレラの感染拡大による不満が増しており、「コレラは国連が持ち込んだ」と疑う市民と国連の平和維持部隊との間で衝突なども起きている。
日本政府は、浄水器など1500万円相当の緊急支援物資をハイチ政府に引き渡したほか、自衛隊の派遣を12年1月末まで延長し、コレラの感染防止も支援していく方針。