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米大統領「攻撃を強く非難」韓国支持の姿勢

2010年11月24日 11:34

 北朝鮮が23日に韓国・延坪島を砲撃し、兵士2人が死亡した事件で、アメリカ・オバマ大統領は同日、ホワイトハウスで北朝鮮に関する緊急の会議に臨み、今後の対応を協議した。

 緊急会議に出席したオバマ大統領は、韓国を強力に支持する姿勢を打ち出した。また、アメリカの「ABCテレビ」のインタビューに応え、「北朝鮮の攻撃を強く非難する」と述べた上で、北朝鮮に一定の影響力を持つ中国に対しては、国際的なルールを守る必要性を北朝鮮に示すよう求めた。

 アメリカは、今月に新たな金融制裁を発動するなど、北朝鮮に対する制裁を強化してきた。ただ、アメリカ国内では、今回の事態を受けて「制裁を一層強化すべきだ」との強硬論が上がる一方で、「制裁の効果がないのであれば、対話に踏み切るべきだ」との指摘も出るなど意見は割れている。

 外交面で北朝鮮への対応を後回しにしてきたオバマ政権だが、朝鮮半島情勢が一気に緊迫化したことを受け、北朝鮮政策を緊急に見直す必要に迫られている。

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