海に漂流の少年３人、約５０日ぶりに救助

　小型のボートで海に出たまま行方不明になっていた少年３人が２４日、約５０日ぶりに発見された。

　生存が絶望視されながら約５０日ぶりに救助されたのは、ニュージーランド領トケラウ諸島の１４歳と１５歳の少年３人。先月初め、近くの島に向かおうと小型ボートで海に出た後、行方不明になり、２週間前にはすでに死亡したものとして葬儀も行われていた。しかし、２４日、島から１３００キロ離れた海上で偶然通りかかった漁船に発見され、約５０日ぶりに救助された。

　漂流中は、雨や海の水を飲んだり、ボートにとまったカモメを生で食べたりして空腹をしのいだと話しているが、健康状態は良好だという。