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国際
2010年11月29日 13:35

内部告発サイトが外交公電入手、一部を公開

 海外に駐在するアメリカの外交官が本国に送る機密情報「外交公電」が内部告発サイト「ウィキリークス」に流れ、一部が28日、公表された。

 アメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」によると、「ウィキリークス」は外交公電25万件を入手し、28日から部分的に公表を始めた。

 例えば、今年2月にアメリカの在韓国大使が送った公電には、北朝鮮の体制崩壊を想定して韓国側と協議したことが記されていた。「韓国政府の高官は、中国に通商上の便宜を図れば、南北朝鮮統一に対する中国の懸念を和らげられると考えているようだ」とする大使の分析も記されている。

 また、「イランが北朝鮮から、核弾頭を搭載できる中距離弾道ミサイル19基を獲得した」という、アメリカの情報当局の分析を示す外交公電も明らかにされた。

 ホワイトハウス・ギブス報道官は「文書の公開はアメリカの外交政策や同盟国などにダメージを与え、外交官らを危険にさらす」とウィキリークスを強く非難した。