ウィキリークス創設者「歴史が正しさ証明」
アメリカの外交文書を公開している内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ氏が3日、インターネット上で市民の質問に答え、活動の正当性を強調した。
アサンジ氏は3日、イギリスの新聞「ガーディアン」のホームページで市民からの質問にライブで応じた。アメリカの外交文書の公開をめぐって各国政府が批判を強める中、アサンジ氏は「公開は世界をより良くする。正しさは歴史が証明する」と述べ、活動の正当性を強調した。また、自らの命が狙われているとした上で、「自分の身に何かあれば、重要な文書が自動的に公開される」としている。
一方、フランス政府はサーバーの提供を禁じる措置を検討し始めるなど、ウィキリークスに対する国際的な圧力が強まっている。