北朝鮮が砲弾発射、通常訓練の一環か
朝鮮半島の緊張が続く中、北朝鮮は8日午前、朝鮮半島西側の黄海の海の軍事境界線近くで砲弾を発射した。砲弾は、境界線は越えなかったという。韓国軍は「通常の訓練の一環」とみて、北朝鮮の意図を分析している。
韓国軍によると、北朝鮮は8日午前9時4分ごろ、海の軍事境界線に近い白ニョン島近くの海域で砲弾を発射した。砲弾は境界線の北側に落ちたということだが、何発発射したのかなどは明らかにされていない。韓国軍は6日から全国で砲撃訓練を行っている。
8日は、アメリカ軍の高官が韓国・ソウルを訪れて北朝鮮への対応について協議を行っており、こうした動きをけん制した可能性もある。
★白ニョン島の「ニョン」は令へんに「羽」