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COP16 主要排出国のインドが態度軟化

2010年12月10日 20:22

 メキシコ・カンクンで開かれている地球温暖化防止策を話し合う国連の会議「COP16」で9日、松本環境相が演説し、京都議定書の単純な延長をせずに、アメリカや中国が参加した新たな枠組みを作るよう、あらためて訴えた。協議の場では、京都議定書の延長を強く主張していた主要排出国のインドが態度を軟化させるなど、変化も見られる。

 交渉期限があと1日に迫る中、日本政府代表団は二国間協議などで最後の説得を試みている。

 協議の場では、京都議定書の延長を強く主張していた主要排出国のインドが態度を軟化させるなど、変化も見られている。しかし、京都議定書に代わる枠組み作りの先送りは確定的。来年の合意に向けた道筋をつけることができるか、未明の交渉の成果が問われる。