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劉氏本人は出席できず…異例の平和賞授賞式

2010年12月11日 9:54

 ノーベル平和賞の授賞式が10日、ノルウェー・オスロで行われた。平和賞を受賞した中国の民主活動家・劉暁波氏は出席できず、メダルや賞金の授与が行われない異例の式典となった。

 授賞式には、各国の大使のほか、中国から海外に亡命した民主活動家ら約1200人が出席した。劉暁波氏本人のほか、親族も出席することはできなかったが、名前が紹介されると大きな拍手が起きた。そして、ノーベル賞委員会・ヤーグラン委員長が、空席となった劉氏の椅子にメダルと賞状を贈った。

 式典では、本人のスピーチの代わりに、劉氏が書いた論文「私に敵はいない」が読み上げられた。

 「いつの日か私の国で自由に表現ができて、全ての国民が平等に扱われるようになることを望んでいる」

 式典には、中国政府の要請を受けた形で17の国の大使が欠席。これも異例なこと。

 天安門事件の学生指導者・ウアルカイシ氏「『中国政府がむちゃなことをした』と言うのが私たちの義務です」

 天安門事件の学生指導者・柴玲氏「劉氏が中国から出られなくても、みんな、彼の精神を感じたと思います」

 夜には恒例のトーチパレードが行われ、劉氏に大きな拍手が送られた。中国の人権状況の改善を求める声が、今後、さらに高まりそうだ。

 “For more information visit http://nobelprize.org”