韓国軍 延坪島で18日にも砲撃訓練へ
韓国軍は16日、北朝鮮からの砲撃を受けた延坪島で、早ければ18日にも砲撃訓練を行うと発表した。島での訓練は事件以降初めてで、再び緊張が高まりそうだ。
韓国軍によると、延坪島での砲撃訓練は18日から21日までのうち、天候条件などを考慮して1日だけ行う。海兵隊の自走砲などを使い、島から北朝鮮とは反対側の南西の海域に向けて砲弾を撃ち込む。先月23日の砲撃事件以降、島で砲撃訓練が行われるのは初めて。
現場は北朝鮮が「自国の領海だ」と主張している海域で、北朝鮮が強く反発するのは必至。韓国軍は16日午後、会見で「北朝鮮の追加挑発があれば、自衛権のレベルで強力に断固として対応する」と述べた。
韓国軍は、訓練が行われる際には、残っている住民約120人を防空壕(ぼうくうごう)に待避させることにしている。