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パキスタンで自爆テロ、米大統領が非難声明

2010年12月26日 12:27

 パキスタン北西部で25日、自爆テロがあり、少なくとも45人が死亡した。アメリカ・オバマ大統領はテロを非難する声明を出している。

 自爆テロは、世界食糧計画(WFP)の食糧配布所で発生した。AP通信によると、約300人が集まっていたところ、全身をすっぽり覆うイスラム女性の伝統的な衣装「ブルカ」をまとった女が爆弾を爆発させ、少なくとも45人が死亡した。イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」が犯行声明を出している。

 この自爆テロについて、オバマ大統領は声明で「WFPの食糧配布所の外で罪のない市民を殺害するのは、パキスタン国民と全人類に対する侮辱だ」と非難した。