ルノーCOO「技術の核心部は流出せず」
フランスの自動車大手「ルノー」の電気自動車に関する情報漏えい問題で、ルノーの最高執行責任者(COO)、パトリック・ぺラタ氏は「技術の核心部は流出していない」と述べた。
これは、ぺラタ氏がフランスの有力紙「ル・モンド」に語ったもの。それによると、内部調査の結果、「電気自動車の構造やコストに関する情報が外部に漏れた可能性があるものの、燃料電池やモーターなどの技術に関する重要情報や約200件の特許の情報は流出していない」という。
今回の問題について、地元メディアは、情報が中国に流出した可能性を指摘しているが、ぺラタ氏は「ルノーは、国際的なプロ組織の犠牲になった」と述べるにとどまった。