７日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は６営業日連続で値上がりし、約２年８か月ぶりの高値となった。

　７日は、アメリカのインターネット事業大手「ＡＯＬ」がネット新聞を買収すると発表し、さらにエネルギー関連などでも企業の合併・買収（Ｍ＆Ａ）の発表があった。市場はこれらの動きを積極的に評価、さらに先週末に発表されたアメリカの失業率大幅改善も買いの材料となっている。

　この結果、優良株で構成するダウ平均株価は、先週末比６９ドル４８セント高い１万２１６１ドル６３セントで取引を終えた。６営業日連続の値上がりで、約２年８か月ぶりの高値。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数も、先週末比１４．６９ポイント高い２７８３．９９だった。