警察がデモ隊に発砲、4人死亡 エジプト
混乱が続くエジプトの南部の地方都市で、8日から9日にかけてデモ隊と警察が衝突し、少なくとも4人が死亡した。
エジプト南部の都市・ハルガで起きた反政府デモで、警察がデモ隊に実弾を発砲、ロイター通信などによると、少なくとも4人が死亡し、約100人がケガをした。発砲に怒った住民が、政府関連の建物を襲撃するなど騒動は拡大している。
また、首都・カイロでは9日、工場労働者約2万人がムバラク大統領の退陣などを求めてストライキに入るなど、反政府側の動きが再び活発化している。