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国際
2011年2月11日 8:43

ムバラク大統領 辞任せず、副大統領に委譲

 エジプト・ムバラク大統領は10日夜に緊急演説し、次の大統領選挙まで職にとどまる考えを表明した。

 ムバラク大統領は、日本時間11日午前6時前、国民に向けて緊急のテレビ演説を行い、スレイマン副大統領に権限を委譲する考えを明らかにした。しかし、辞任はせず、次の選挙が行われる予定の9月までは職にとどまることを表明した。

 一方で、ムバラク大統領はこの演説を「タハリール広場の若者たちに向けて行う」と述べてデモの犠牲者に哀悼の意を示し、民主化を求める国民の声に配慮して憲法を改正する作業を始めていることを明らかにした。

 タハリール広場では、ムバラク大統領の演説の途中から何人もの市民が靴を頭上に掲げて怒りをあらわにし、大統領が辞任しないことを表明すると、「ムバラクは出ていけ」とシュプレヒコールが上がった。市民たちは、12日にも大統領宮殿に向けてデモ行進を行うと話している。