国連安保理改革に向け、４か国の外相ら会合

　国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す日本など４か国の外相会合が１１日、アメリカ・ニューヨークで開かれた。

　会合には、日本からは前原誠司外相の代理で松本剛明外務副大臣が、ドイツ、ブラジル、インドからは外相が出席した。

　４か国は、安保理の改革が依然として必要であるとの認識を共有した上で、今年の国連総会の会期中に具体的な成果を得られるように、他国と連携を深めることで一致。３か月以内に再び会合を行い、進ちょく状況を確認することにしている。

　国連安保理をめぐっては、０５年に改革の機運が高まったものの、現状としては停滞している。松本副大臣は「熱意をもって柔軟に改革に向かっていきたい」と話した。