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ベルリン映画祭で邦画に国際批評家連盟賞

2011年2月19日 18:48

 世界三大国際映画祭の一つ、ドイツのベルリン映画祭で、瀬々敬久監督の「ヘヴンズ ストーリー」が国際批評家連盟賞を受賞した。

 同作は、両親を殺害された少女や、妻や子供を殺害された男性らが抱く憎しみや、その先にある心の再生を描いた4時間半を超える長編。ベルリン国際映画祭では、革新的な作品を集めた「フォーラム部門」で、映画批評家などが選ぶ国際批評家連盟賞を受賞した。

 瀬々監督は「今回の映画は、わりと自分の思いで作りたいということで、知り合いや仲間に手伝ってもらって作ったインディペンデントの映画なのです。自分たちの子供のような気持ちがして、すごくそういう意味でうれしい」と喜びを語った。

 日本映画が国際批評家連盟賞を受賞するのは3年連続。